節目に思う
2009年 01月 01日
jan 1 平成21年元旦
また濃くゆっくりと一年流れた。たまたま人がつくった暦の最初の日でこれがおめでたかったり、happyだったり、felizだったりするのだけど、自然やら宇宙にはそんな事は関係なさそうだ。でもこれが今日の新年とされているにはなにがしかの縁だろう、私もやはり新たな気分になる。
商店街が年末ムード満載になる地元を離れていたので、いつもと違った年越しになった。晦日の深夜バスに乗り込む。夜の首都高速はいつも60年代の映画のように見える。二階の最前列に座ったおかげで、しばらく入り組んだ道路や短いトンネルのシーンを楽しむが、あっという間に暗い郊外の道に入った。バスのデジタル時計の赤い光が12時をまわって、私はバスの振動に時々起こされながらうつらうつら、短い夢をみたり、考え事をしたり。
膨大な時間の移動、創作、hang outとぼおーっとし、、この一年した事はそのくらいだ。あとは食事とお風呂と睡眠くらいだろう。本の一冊も読まなかった。映画もほんの数本、趣味の美術館や寺めぐりもぐっと減ったような気がする。おそらく自分の中に何か入れるより、出す時期だったんだろう。歌を歌い始めた。もとはといえば自分を癒すためで、ちょうど近くにメロディーを輝かせるベーシストがいたのでやってみたくなった、という趣味的な発想だ。結局自分は癒さなくてもよくなったし、ベーシストは渡米したんだけど歌い続けている。今までにない勢いで曲を書き、新しいユニットをいくつか始めた。こう書いてみるといろいろやったようだ。なんにもできなかった、と思っていたのに、ものは見方次第。
冬の長い夜のおかげで京都あたりまでは暗かった。バスを降りる時間が近づいてきてようやく光が差す。外はぴりっと寒くてよく晴れた新年の朝。いいですね、お正月。よい年、よい世界となりますように。
また濃くゆっくりと一年流れた。たまたま人がつくった暦の最初の日でこれがおめでたかったり、happyだったり、felizだったりするのだけど、自然やら宇宙にはそんな事は関係なさそうだ。でもこれが今日の新年とされているにはなにがしかの縁だろう、私もやはり新たな気分になる。
商店街が年末ムード満載になる地元を離れていたので、いつもと違った年越しになった。晦日の深夜バスに乗り込む。夜の首都高速はいつも60年代の映画のように見える。二階の最前列に座ったおかげで、しばらく入り組んだ道路や短いトンネルのシーンを楽しむが、あっという間に暗い郊外の道に入った。バスのデジタル時計の赤い光が12時をまわって、私はバスの振動に時々起こされながらうつらうつら、短い夢をみたり、考え事をしたり。
膨大な時間の移動、創作、hang outとぼおーっとし、、この一年した事はそのくらいだ。あとは食事とお風呂と睡眠くらいだろう。本の一冊も読まなかった。映画もほんの数本、趣味の美術館や寺めぐりもぐっと減ったような気がする。おそらく自分の中に何か入れるより、出す時期だったんだろう。歌を歌い始めた。もとはといえば自分を癒すためで、ちょうど近くにメロディーを輝かせるベーシストがいたのでやってみたくなった、という趣味的な発想だ。結局自分は癒さなくてもよくなったし、ベーシストは渡米したんだけど歌い続けている。今までにない勢いで曲を書き、新しいユニットをいくつか始めた。こう書いてみるといろいろやったようだ。なんにもできなかった、と思っていたのに、ものは見方次第。
冬の長い夜のおかげで京都あたりまでは暗かった。バスを降りる時間が近づいてきてようやく光が差す。外はぴりっと寒くてよく晴れた新年の朝。いいですね、お正月。よい年、よい世界となりますように。
by masakohappymusic | 2009-01-01 15:56 | 日記