まさまさ ーブレンドとデュオ
2012年 05月 17日
この間の山本昌広君とのライブでお招きした珈琲豆人、成瀬さんによるオリジナルブレンド「まさまさ」を先日開封してみました。
豆でいただいたので、しばらく使ってなかった電動ミルを出してきて、ウィーーーーン、、、
いい~香りが漂います。
飲むのをやめたわけではないですが、以前のように「朝コーヒー、昼コーヒー」という習慣がなくなり、コーヒーは本当に飲みたい時にだけ飲む、だからその香りや味に敏感になったと思います。その日は朝から「今日は午後にまさまさを開けよう!」と思っていました。ライブの当日も演奏前に一杯、成瀬さんに淹れてもらったのですが、やはり素人の私が淹れるとそのような味にはなりません。教えてもらった通りに淹れてるんだけどなあ、、、
それでもやっぱり美味です。
その時に、ブレンドって何種くらいまぜるんですか、ときいたんですが
まさまさは、ずばり、2種、だそうです。
種類が多いとよく混ざってまろやかな味になる、少ないとそれぞれの個性が際立つ、と教えてくださいました。
成る程。
演奏前は気分的に余裕がなかったのですが、ゆっくり一人の珈琲タイムに、その2種をよーく味わってみることにしました。
うーん、ここ、と、ここ、、、かな??
やはりこれも素人の私には、よく分からない、、、
と、難しく考えずに全体の味を楽しむことにしました。
ご存知の通り、私はかなりのデュオ好きです。ジャズの演奏では一番好きなセッティングかもしれません。
少ないのがいいというわけではありません。ソロが大の苦手ですから。
デュオのなかで一番興味がうすいのはベースとのデュオです。私は自分以外の人がメロディーを奏でているのが好きなのです。そのメロディーのまわりで、ピアノという音域が広くていろんな響きを生み出せる楽器で、背景をつくるのが好きなんだと思います。
思い切って成瀬さんに2種の豆が何だったかきいてみることにしました。(プロに手の内を明かすのをお願いするのは失礼かと思ったのですが)
早速メールでお答えが。
「お二人をイメージした豆を選びました。
昌子さんは大きな木、昌広くんはその枝にとまって唄っている鳥です。」
成る程。
まるで私の理想ではないですか。。大きな木のような演奏家になりたいです。というより、大きな木のような人になりたいです。(ま、これはいつのことやら、、ですが。ライフタイムな目で。)
木はインドネシアはスマトラ島産、鳥はアフリカはケニヤの山から来たそうです。そういえば、パッケージのラベルが木のデザインでした。
まさまさデュオ、次回は冬頃かと思います。
「成瀬珈琲豆店」はJR甲南山手から南へ数分、2号線を渡って、もうこの辺何もなさそう〜、な住宅街にあります。
お店で焙煎される豆が買えて、数席のカウンターでコーヒーも飲めます。もちろんセンスのよい音楽がかかっています。すぐたまるスタンプカードあり。成瀬さん曰く、「スタンプカードってだいたい、なっかなかたまりませんよね。うちのはすぐたまるんですよ。すぐたまるから、いいんです。」
by masakohappymusic | 2012-05-17 13:30 | 日記